ワコーレ北長狭通5丁目新築マンションプロジェクトを徹底調査

みなさまこんにちは！
TOANET株式会社の大畑です。
今回は北長狭通5丁目に和田興産が行う新築マンションプロジェクトについて徹底調査しました。
※2020年4月4日時点の情報です。今後変更される場合があります。

北長狭通5丁目とは

JR元町駅西口から徒歩3分、兵庫県警本部の南側の立地に和田興産分譲の新築マンションが建築予定です。
敷地面積366.51㎡(110.8坪)の土地は以前ホテルが経営されていました。

私達がお世話になっている兵庫県不動産会館のちょうど向かいです。

撮影時は4月の初旬ということもあり桜が咲いていて、きれいな花道になっていました。

都市計画情報

今回建築予定の土地の都市計画情報をまとめました。

用途地域	商業地域
都市計画区域	市街化区域
建蔽率	80%
容積率	500%(若菜神戸駅線から30m以内) 400%(若菜神戸駅線から30m以降)
防火準防火地域	防火地域
文化財保護法	旧三の宮駅構内

JR神戸線の高架北側の東行き一方通行の名称は「若菜神戸駅線」といいます。

全地域商業地域になりますが、若菜神戸線から30mで容積率が変わり、それぞれの土地面積の応じて容積率が按分されます。
高さ規制は特にありませんが、高さ約30.74mの分譲マンションになるようです。

歴史残る元町駅

埋蔵文化財として「旧三の宮駅構内」遺跡が指定されています。
実は三ノ宮駅は現在地より西より、現在の元町駅付近に設けられていたのです。

1874年（明治7年）に官営鉄道（現在の東海道本線）が設置されました。当時三ノ宮駅は元町駅付近に設けられていました。
昭和に入ると神戸市の都市計画に絡み、市街を分断する形になっていた鉄道省線(国有鉄道線)を高架線に変更して1931年(昭和6年)の完成とともに現在地へ三ノ宮駅が移転されたそうです。
地元からは、旧・三ノ宮駅の位置に再び駅を設置して欲しいと請願が出され、1874年（明治7年）に元町駅と命名されました。
旧三ノ宮駅が現在の元町駅付近にあったため、このような埋蔵文化財地域として指定されているんですね。

元町駅再整備

兵庫県庁は、老朽化した兵庫県庁舎1号館、2号館を2030年度までに建て替える予定です。民間によるホテルなど賑わい施設を含む高層複合ビルと、新庁舎を中心とした高層ビルを整備する構想を発表しています。
現在のJR元町駅では相楽園等の山手エリアと南京町等のある海側エリアとを分断するという声もある中、元町駅の再整備も一体にして行うことで、回遊性が高まり、元町駅の利便性も高まるのではないかと思います。
今回建築予定の新築マンションもまさに兵庫県庁の南側にあり、恩恵を受けるのではないかと思います。

ワコーレ北長狭通5丁目プロジェクト概要

建築されるのは地上9階、地下1階、高さ約30m、総戸数約35戸のマンションです。

建築物の敷地の所在及び地番	神戸市中央区北長狭通5丁目4番12
建築物用途(名称)	共同住宅(ファミリー35戸) (仮称)ワコーレ中央区北長狭通5丁目新築工事
工事の種類	新築工事
建築物の敷地面積	366.51㎡
建築物の延べ面積 (容積対象面積)	1960.75㎡ (1538.92㎡)
建築物の高さ	30.74㎡
接する道路の幅員	南西側13.58～14.78m 北西側6.00～6.04m 南東側4.00m
建築物の階数	地下1階　地上9階
着工予定	2020年6月中旬ころ
完了予定	2021年11月下旬ころ
建築主の住所、氏名等	神戸市中央区栄町通4丁目2番13号 和田興産株式会社 代表取締役　高島武郎
設計者の氏名、事務所の名称及び所在地等	神戸市中央区栄町通明石町48番地神戸ダイヤモンドビル 有限会社　大土呂巧建築事務所 代表取締役大土呂巧
工事施工者の氏名、事務所の名称及び所在地等	未定

気になる分譲価格は？

気になるのは分譲価格ですね。
残念ながら価格は未だ発表されていません。
2020年8月頃に新築マンションプロジェクトの続報をお届けできるかもしれません。
元町駅再整備も含めこちらのマンションを一度は検討してみたいという方も多いのではないのでしょうか。

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