みなさまこんにちは!
今回は弊社事業主で建築中の「朝霧の家」の進捗状況をお知らせ致します。
場所
今回建築している場所は明石市朝霧東町2丁目です。
JR朝霧駅から徒歩10分程の場所です。
少し高台にあるので明石海峡大橋も見渡せます。
写真ではショベルカーが土を固めています。
ここからまず地盤調査を行い、地盤改良工事を行います。
地盤改良工事
開発などで整形された土地では必要ありませんが、一般的には地盤改良工事を行います。
地盤改良工事を行うには3つの改良工法があります。
1.表層改良工法
2.柱状改良工法
3.小口径鋼管杭工法
今回行った工法は一番ポピュラーな柱状改良工法です。
柱状改良工法とは、円柱状に地盤を固めた改良杭によって建物を支える地盤改良工事のことで、軟弱地盤の深さが地中2~8mの場合に用いられる工法です。地中に直径60cmほどの穴をあけ、良好な地盤まで掘ります。地盤を掘る過程で水を混ぜたセメントを注入して土と混ぜて撹拌し、円柱状の固い地盤を築くことで強化する仕組みです。
地盤調査をしっかりしないと家を建築した後、不同沈下が起こる可能性があります。
穴がいくつかポコポコと空いているのが柱状改良で杭を打ち込んだ場所です。
柱の場所に沿って杭を打ち込んでいます。
この柱状改良工事を行うことで木造住宅でも安心して長く住んで頂くことができます。
柱状改良工事でまずは土地の形質工事が完了します。
次は基礎工事を行っていきます。
何か始める時に”基礎が大事”とよく言われますが、それは家づくりも同じです。
なぜかというと、基礎は建物全てを支えると土台であり、その土台がしっかりしてこそ家が傾かず、丈夫で長持ちするからです。
基礎工事
基礎工事は2つの方法があります。
ベタ基礎
床下一面が鉄筋コンクリート造になっており、面で家の荷重を支えます。
布基礎
逆Tの字の断面形状で面ではなく線で家の荷重を支えます。
今回はベタ基礎で建築していきます。イメージ図の通り建物を面で広く支えて荷重を分散させるので、地震の揺れや不動沈下に強い基礎となっています。 阪神淡路大震災以降から普及しはじめ、今では多くの住宅で採用されています。
大きなメリットとしては3つあげられます。
・耐震性に優れる
・湿気が建物まで上がらない
・シロアリ被害を防ぎやすい
これにより建物に及ぼす影響も抑えられます。
基礎の外周にコンクリートが漏れないように型枠を組み、ベース部分のコンクリートを打設します。
コンクリートを流し込み、表面を仕上げると基礎の完成です。
基礎が完成すると今度はいよいよ棟上げです。
次回は棟上げの様子をお伝えしようと思います。
楽しみにしておいて下さい。