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ジオタワー大阪十三|大阪市東淀川区の新築マンションを調査

みなさま、こんにちは!
TOANET株式会社の大畑です。
今回は、大阪市東淀川区十三エリアで、初の分譲タワーマンションとなる『ジオタワー大阪十三』を徹底調査しました。もと淀川区役所跡地再開発事業です。*2023年11月24日時点の調査です。今後変更される場合があります。

外観完成イメージ(公式HPより出典)

コンセプト-Concept

『ジオタワー大阪十三』については、マンションブランド「ジオ」シリーズで有名な、阪急阪神不動産が手掛けるタワーマンション事業です。この事業は、「もと淀川区役所跡地等活用事業」で、再開エリア西側敷地には、地上9階建ての専門学校が建設され、東側敷地に、地上39階建てのタワーマンションが建設されます。また、タワーマンションの基壇部1階部分には、「スーパーマーケット」が設けられ、2階部分には、「大阪市立図書館」や「まちライブラリー」、そして「保育学童施設」も設置される複合開発となっています。マンション敷地については、大阪市が所有。事業主の阪急阪神不動産が賃借し、それをマンション区分所有者に転貸する「一般定期借地権」方式となっています。なお、借地期間については、建物引渡し予定の2026年4月から、2086年9月までの約60年間となっています。関西エリアにおいて、「住・商・官」複合のタワーマンションとしては最大規模。十三エリアの進化を担うフラッグシッププロジェクトです。

街全体完成イメージ(公式HPより出典)

なお、『もと淀川区役所跡地等再開発事業』については、今年3月に調査レポート記事として掲載していますので、詳細について過去コラム記事をご参照下さい。

【十三駅近・大規模複合タワー】もと淀川区役所跡地等活用事業を調査 – レポート – TOANETコラム

アクセス-Access

『ジオタワー大阪十三』は、阪急電鉄〔神戸線・宝塚線・京都線〕「十三」駅(東改札口)から徒歩3分。関西最大級のターミナル「大阪梅田」駅へ3~6分の利便性を誇っています。また、阪急神戸線で、「神戸三宮」駅へ27~29分(特急利用)。阪急宝塚線で、「宝塚」駅へは、31~33分(急行利用)。阪急京都線で、「京都河原町駅」へ43~49分(特急利用)のマルチアクセスです。

交通アクセスマップ(公式HPより出典)

また、阪急電鉄は、「十三~新大阪」間を結ぶ新大阪線と、「十三~大阪(うめきたエリア)」を結ぶなにわ筋線の開通を目指しており、この計画が実現すると、「関西国際空港~大阪~十三~新大阪」間がつながることとなり、一層の利便性向上と、関西エリアの発展に寄与することとなります。大いに期待したいですね。なお、完成時期については、なにわ筋線開業と同時期の2031年開業を目指しているようです。

イメージフォト(公式HPより出典)

ロケーション-Location

淀川河川敷公園(公式HPより出典)

『ジオタワー大阪十三』は、水と緑のオアシス「淀川河川敷公園」が徒歩3分。また、元気な子供が集う「十三東公園」(徒歩3分)もご近所です。ちなみに、淀川河川公園西中島地区では、毎月第一日曜日に「淀川アーバンマルシェ」が開催されています。キッチンカーやフードブース、お野菜販売のほか、ヒーローショーやマジック、歌やダンスなど親子で楽しめる催しが多数あります。お子様のいるファミリーには、うれしい催しですね。

淀川アーバンマルシェ(公式HPより出典)

マンション周辺の、生活利便施設についても充実しています。買物施設については、「十三駅前商店街」が徒歩1分。多くの人たちで賑わっています。そのほかにも、「ファミリーマート十三東店」(徒歩1分)、「キャンドゥ十三駅前店」(徒歩2分)、「薬マツモトキヨシ十三東口駅前店」(徒歩2分)など。そもそも、マンション1階部分にスーパーマーケットが出店しますので、充実した買物施設といえるでしょう。医療施設については、「医療法人志紀会 希咲クリニック」(徒歩1分)、「かわさき内科」(徒歩2分)、「高田医院整形外科・内科」など。複数の医療施設が出店している「十三駅前医療ビル」(徒歩3分)もご近所です。教育施設については、「やすらぎ保育園」(徒歩2分)、愛光保育園(徒歩5分)、「大阪市立十三小学校」(徒歩8分)、「大阪市立十三中学校」(徒歩9分)と、徒歩10分圏内に揃っています。小さなお子様がいらっしゃるファミリーも安心ですね。

周辺マップ(公式HPより出典)

デザイン-Design

■外観デザイン

『ジオタワー大阪十三』は、総戸数712戸の大規模タワーで、堂々としたフォルムが印象的です。各フロアの水平ラインを強調しなからも、さりげない縦のラインが、美しさを際立たせています。バルコニーの手摺は、透明ガラス。建物基壇部の複合施設のガラスカーテンウォールとともに、明るい陽射しが煌めきます。

外観完成予想図(公式HPより出典)

■共用デザイン

大規模タワーならではの、共用施設が充実しています。建物エントランスからエレベーターで上がると、2層吹抜けの「グランドロビー」。真っ白でアールのついた天井と間接照明、明るい木調のデザインウォールで、上品な空間に仕上げています。また、緑美しい植栽で、都会のオアシスらしさを引き立てています。

グランドロビー(公式HPより出典)

グランドロビーと同フロアには、オーナーがくつろげる「オーナーズラウンジ」。窓外には、緑豊かな「オーナーズガーデン」が設けられています。

オーナーズラウンジ(公式HPより出典)
オーナーズラウンジ(公式HPより出典)
オーナーズガーデン(公式HPより出典)

そのほかにも、小さなお子様と遊べる「コミュニティルーム」や、オフィスの代わりにもなる「ワーキングテラス」。ゲストが宿泊できる2つの「ゲストルーム」(憩と和)なども用意されています。

コミュニティルーム(公式HPより出典)
ワーキングテラス(公式HPより出典)
ゲストルーム憩(公式HPより出典)
ゲストルーム和(公式HPより出典)

建物30階、南西角部分には、『スカイラウンジ』を設置。淀川花火大会の大輪も、見ることのできる特等席です。花火大会当日の座席は、抽選になるのでしょうね。大規模マンションだから、当選確率は厳しくなることでしょう。

スカイラウンジ(公式HPより出典)
スカイラウンジ(公式HPより出典)

■複合施設

建物基壇部1階には、「スーパーマーケット」が出店。2階部分には、「大阪市立図書館」や、ミーティングにも利用できる「まちライブラリー」。子育てと仕事や家事を両立できる環境づくりを目指した「保育学童施設」も設置されます。

街の入口、ゲートガーデン(公式HPより出典)
大阪市立図書館イメージ(公式HPより出典)
まちライブラリーイメージ(公式HPより出典)

 

建物2階フロアイメージ(公式HPより出典)

 

プラン-Plan

タワーマンションならではの「内廊下」。各住戸玄関サイドには、「各戸専用の宅配ボックス」も備えられています。もちろん、フロア専用のゴミ置場も設置されています。

内廊下(公式HPより出典)

次に、代表的なプランをご紹介します。

■住居専有面積46.01㎡(1LDK)

UOタイブ(公式HPより出典)

・玄関に設けられた「土間スペース」、大型のウォークインクロゼットが魅力的です。

■住居専有面積67.48㎡(2LDK)

SJタイブ(公式HPより出典)

・全ての居室がバルコニーに面する、採光溢れるプランニングが魅力的です。

SCタイブ(公式HPより出典)

・洋室(2)と洋室(3)をつなぐ、「ウォークスルークロゼット」が魅力的です。

■住居専有面積91.21㎡(3LDK)

SRタイブ(公式HPより出典)

 

・ビングダイニング、コーナー部分のガラスウォールが魅力的です。

■住居専有面積160.52㎡(3LDK)

PJタイブ(公式HPより出典)

・約29帖のリビングダイニング、玄関ホワイエ、約13帖の洋室(1)。全てがダイナミックです。

建築概要

所在地 大阪市淀川区十三東1丁目21番3他(地番)
交通 阪急電鉄神戸線・宝塚線・京都線「十三」駅(東改札口)徒歩3分
総戸数 712戸(内非分譲住戸1戸含む)
竣工時期 2026年1月(予定)
引渡可能年月 2026年4月(予定)
敷地面積 7,274.86㎡
建築面積 4,495.95㎡
建築延床面積 84,478.53㎡
構造・規模 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造地上39階/地下1階
地目 宅地
用途地域 商業地域
建築確認番号 第ERI-22020283号(令和4年8月4日付)
第ERI-23013358号(令和5年8月28日付)
駐車場総台数 286台(エレベーターパーキング282台・福祉用駐車場1台、来客用駐車場3台)
駐車場使用料(月額) 未定
自転車置場総台数 1430台〔上段式998台、平面式30台、サイクルポート201区画(402台)〕
自転車置場使用料(月額) 未定
バイク置場総台数 16台
バイク置場使用料(月額) 未定
ミニバイク置場総台数 130台
ミニバイク置場使用料(月額) 未定
分譲後の権利形態 土地/専有面積割合による定期借地権(引渡し日より2086年9月30日)
建物/専有部分は区分所有権、共有部分については、専有面積による所有権の共有
管理形態 区分所有者全員により管理組合を結成し、管理会社へ委託予定
管理会社 株式会社阪急阪神ハウジングサポート
売主 阪急阪神不動産株式会社
施工 鹿島・高松建設共同企業体

気になる分譲価格は?

『ジオタワー大阪十三』は、2024年1月からの分譲を予定しており、正式価格については未定。現在は、予定価格を提示し、要望住戸を募っています。専有面積及び間取りが、約45㎡前後の1LDKから約160㎡の3LDKと、多岐にわたっている為、予定価格帯も幅広いものとなっているようです。また、タワーマンションの為、同面積帯でも、低層階と高層階では、坪単価の差が大きいものになっています。マンション全体の平均坪単価については、330万円~340万円程度ではないでしょうか。現在、大阪市内中心部のタワーマンション価格については、坪400万円を超える物件がほとんどですので、それとの比較においては、安価な価格設定です。ただ、この物件は、一般定期借地物件ですので、所有権価格に割り戻すと、やはり坪400万円を超えてくるでしょう。『ジオタワー大阪十三』は、都心へのターミナル駅「十三」駅徒歩3分といった利便性を有し、「スーパー」や「図書館」「保育学童施設」を複合するといった魅力を鑑みると、大阪都内中心部のタワーマンションに、引けを取らないとポジショニングといえます。シングル、ディンクス、ファミリー、シニア。全ての家族構成に適したタワーマンションといえるでしょう。

建設地写真(2023年11月撮影)

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