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グラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCE|大阪市北区の新築マンションを調査

みなさま、こんにちは!
TOANET株式会社の大畑です。
今回は、【大阪最後の一等地】と称される再開発事業「グラングリーン大阪(うめきた2期)」エリア内に誕生する、超高級タワーレジデンス『グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE』を徹底調査しました。*2023年11月15日時点の調査です。今後変更される場合があります。

コリドール完成予想(公式HPより出典)

コンセプト-Concept

『グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE』は、西日本最大級の巨大都市圏「大阪・梅田」において開発中の、「グランクリーン大阪(うめきた2期)」エリア内に誕生します。現在、「大阪駅前が、変わる」をキャッチコピーとして、TVCMやWEB広告が展開されており、関西圏における最高価格「25億円!」という点においても、話題沸騰中です。
マンションの売主については、「グラングリーン大阪」全体の開発事業者でもある、次の8事業者で構成されています。日本を代表する企業の終結といえるでしょう。
・積水ハウス株式会社
・大阪ガス都市開発株式会社
・オリックス不動産株式会社
・関電不動産開発株式会社
・竹中工務店株式会社
・阪急電鉄株式会社
・三菱地所レジデンス株式会社
・うめきた開発特定目的会社(出資者/株式会社大林組)
今回の『グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE』については、エリア東隣に誕生している「グランフロント大阪オーナーズタワー」の事業主の多くが重なっていることもあり、そのマンションコンセプトを継承したかたちとなっています。現在、「グランフロント大阪オーナーズタワー」においては、大阪市内で最もグレードの高いマンションとして名高いですが、それをも上回るハイグレードなタワーマンションといえるでしょう。物件コンセプトを『THE PALACE』とする『グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE』。2025年12月完成予定です。

コリドール完成予想(公式HPより出典)

アクセス-Access

『グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE』は、西日本最大級のターミナル「大阪・梅田」が徒歩圏。JR「大阪」駅(中央北口)より徒歩7分、阪急電鉄「大阪梅田」駅茶屋町口徒歩9分、Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅より徒歩9分。その他にも、Osaka Metro谷町線「東梅田」駅や、Osaka Metro四ツ橋線「西梅田」、阪神電鉄阪神本線「大阪梅田」駅も徒歩圏。「大阪の中心に住まう」とは、まさにこのことですね!

アクセス概念図(公式HPより出典)

もちろん、主要ターミナルへもスムーズ。Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅より「本町」駅へ乗車4分、「なんば」駅へ乗車8分。JR「大阪」駅より「新大阪」へ乗車4分、神戸「三ノ宮」駅へ乗車21分(新快速利用)、「京都」駅へ乗車29分(新快速)。飛行機へのアクセスについては、阪急宝塚線「大阪梅田」駅より「大阪空港」駅へ乗車28分(「蛍池」駅で大阪モノレール乗換)、Osaka Metro四ツ橋線「西梅田」駅より「関西国際空港」駅へ65分(「なんば」駅下車、南海「難波」駅乗換・特急サザン利用)の利便性。本当に便利です!

ロケーション-Location

『グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE』は、開発面積約91,150㎡にも及ぶ「グラングリーン大阪」の最北部に誕生します。マンションの南側には、約45,000㎡もの「うめきた公園」が眼前に広がる、このうえないロケーションです。

グラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCE・うめきた広場完成イメージ(プレス発表記事より出典)
グラングリーン大阪全体配置図(グラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCEプレス発表記事より出典)

「グラングリーン大阪」全体構成については、開発エリアの中心に「うめきた公園」を配置し、エリア北側と南側に、「オフィス」「ホテル」「分譲タワーマンション」が建設されます。ホテルについては、スーパーラグジュアリーホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」や、「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」「阪急阪神ホテルズ」が、2024年度下期より順次開業予定です。

ウォルドーフ・アストリア大阪「ピーコックアレー」完成イメージ(阪急阪神不動産プレス記事より出典)

現在、開発工事は順調に進捗しているようで、南街区の賃貸棟は、上棟に近づきつつあります。

グラングリーン大阪南街区工事状況(2023年.11月撮影)※写真右側には、新梅田エリア内に聳えるタワーマンションが映っています。

また、「オフィス」や「ホテル」の他にも、「都市型のスパ」が南街区賃貸棟に開業を予定しています。健康や美容、運動、リラクセーションを網羅したウエルネス拠点を目指しているとのことで、施設内にある「屋内プール」(25m)では、日没後は、ARによる映像を駆使し、まるでイルカや熱帯魚たちと、海の中を泳いでいるかのような幻想的な空間が創出されるようです。また、吹抜けが特徴的な「温浴ゾーン」には、天然温泉をはじめ、マイクロなのバブルバスや高濃度炭酸泉などの温浴が楽しめ、本格的なサウナや岩盤浴・溶岩浴エリアも併設予定。全ての施設を満喫するには、終日かかりそうですね。

南街区東棟商業ゾーン「都市型スパ」イメージ図(報道関係宛て記事「(仮称)うめきた2期地区開発事業工事着手」より出典)

「グラングーン大阪」全体のまちびらきについては、2027年春頃を予定していますが、先行まちびらきが、2024年9月に決定しました。先行するのは、うめきた公園(サウスパークの全面及びノースパークの一部)と、北街区の賃貸棟が先行開業します。

グラングリーン大阪先行開業予定範囲(三菱地所リリース記事より出典)

うめきた公園のサウスパークには、芝生広場や、大屋根のあるイベントスペースが設置され。、魅力的なイベント等を企画・誘致されます。有名なアーティストの集う音楽フェスも開催されるかもしれませんね。

大屋根イベントスペースイメージ(三菱地所リリース記事より出典)

「グラングリーン大阪(うめきた2期)」開発事業の概要については、昨年11月に、調査記事を掲載していますので、詳細については、レポート記事をご参照下さい!

【大阪最後の一等地】うめきた2期開発事業を徹底調査 – レポート – TOANETコラム

デザイン-Design

■外観デザイン

『グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE』は、地上46階建て、高さ172.55m。うめきた先行街区「グランフロント大阪」に誕生した、『グランフロント大阪オーナーズタワー』の外観フォルムを継承するかのような、堂々とした佇まいです。

外観完成予想図(積水ハウスプレス記事より出典)
外観完成予想図(公式HPより出典)

外観タイルの色調、垂直・水平ラインを強調したデザイン、建物コーナー部や上層部のガラスカーテンウールなど。「グランフロント大阪オーナーズタワー」の風格を踏襲していますね。

グランフロント大阪オーナーズタワー(2023年11月撮影)

■共用デザイン

建物入口に設けられた「グランドホール」は、豪華さと、美しいデザインを兼ね備えた迎賓迎賓空間です。そして、グランドホールから続く「コリドール」は、王宮へと続くアプローチ。来客をもてなす迎賓スペースも兼ね備えています。

グランドホール(公式HPより出典)
コリドール(公式ホームページより出典)

地上39階・40階には、2層吹抜けの「スカイラウンジ」。ラグジュアリーホテルのラウンジといっても過言ではないでしょう。

スカイラウンジ(公式ホームページより出典)

「グランフロント大阪オーナーズタワー」同様、ランドスケープも見事です。水と緑に囲まれたガーデンは、都心の真ん中とは思えない静けさを創り上げています。

プライベートガーデン(公式HPより出典)
ルーフトップガーデン(公式HPより出典)
ノースガーデン(公式HPより出典)

プラン-Plan

■天井高

多くのタワーマンションの天井高は、2.5mが標準的ですが、もちろんその高さを上回ったスペックとなっています。フロアによって、高さは異なりますが、最上階は、なんと5m!空調が効くのか心配してしまいます。
◎5階~27階/2.7m
◎41階~44階/2.95m
◎45階/2.85m
◎46階(最上階)/5m

■玄関扉

住戸の玄関ドアは、全住戸に「両引きのエンジンドア」が採用されています。分譲マンションでは、「初」となるのではないでしょうか。この豪華な佇まいを、「全戸」に採用しているのがすごいです。恐らく、マンション全体を高級レジデンスとしてプランニングし、フロアによる仕様の差を設けないようにしているのではないでしょうか。「グランフロント大阪オーナーズタワー」も同様なコンセプトでしたね。

玄関ドア完成イメージ(公式HPより出典)

■カーギャラリープラン

自慢の愛車を専用のエレベーターで、邸宅まで運び込むことのできるカーギャラリー付プランが用意されています。愛車専用の防音空間をつくりあげ、自宅のリビングから愛車を眺めることのできるプランです。このプランを選ばれる方は、とんでもない車を所有されているのでしょうね。

カーギャラリー付イメージ(公式HPより出典)

■ルームプランコンセプト

◎玄関ホールは、広々としたスペースを確保し、廊下の一部に下足入れを設けています。
◎玄関ホールと廊下には、段差を設けず、フルフラット仕様となっています。
◎キッチンは、独立した空間としています。(グランフロントオーナーズタワー同様)
◎リビングダイニングや洋室の広さにゆとりをもたせているため、間取構成は1LDK~2LDK。

専有面積 68.93m2
1LDK 南西向き
バルコニー面積 17.04m2
アルコーブ面積 0.77m2

 

間取図(公式HPより出典)

 

専有面積 119.93m2
2LDK+WIC 北西・南西向き
バルコニー面積 27.52m2
アルコーブ面積 4.51m2

間取図(公式HPより出典)

 

専有面積 305.46m2
2LDK+N 北・西向き
バルコニー面積 62.03m2
アルコーブ面積 12.00m2

間取図(公式HPより出典)

 

モデルーム・リビング(公式HPより出典)
モデルーム・ダイニング(公式HPより出典)

建築概要

所在地(地番) 大阪都市計画事業 大阪駅北大深西地区土地区画整理事業施工地区内6街区1-1画地(保留地予定他)、2-1画地(仮換地)
底地(所在地・地番) 大阪市北区大深町1番41、1番18
交通 JR「大阪」駅(中央出口)徒歩7分
Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅徒歩9分
阪急電鉄「大阪梅田」駅茶屋町口徒歩9分
総戸数 484戸(募集対象外住戸248戸含む)
竣工時期 2025年12月(予定)
入居時期 2026年3月(予定)
敷地面積 7,318.81㎡(うめきた2期地区計画に基づく多目的空地含む)
建築面積 3,540.60㎡
建築延床面積 72,291.55㎡
構造・規模 鉄筋コンクリート造、鉄骨造地上46階
地目 宅地
用途地域 商業地域、防火地域、うめきた2期地区計画再生特別地区(うめきた2期中央地区)、土地計画整理事業(大阪都市計画事業 大阪駅北大深西地区土地区画整理事業)、駐車場整備地区、下水道処理区域
建築確認番号 BCJ21大建確084・BCJ21大建確084変1
駐車場総台数 256台(平面式48台・エレベーターパーキング180台・カーギャラリー28台)
駐車場使用料(月額) 60,000円~100,000円
自転車置場総台数 457台〔上段ラック式140台、下段平置き132台、固定ラック式185台〕
自転車置場使用料(月額) 100円~700円
バイク置場総台数 17台
バイク置場使用料(月額) 6,000円~7,000円
ミニバイク置場総台数 27台
ミニバイク置場使用料(月額) 2,000円
管理形態 区分所有者全員により管理組合を結成し、管理会社へ委託
管理会社 積水ハウスGMパートナーズ株式会社
売主 積水ハウス株式会社・大阪ガス都市開発株式会社・オリックス不動産株式会社・関電不動産株式会社・株式会社竹中工務店・阪急電鉄株式会社・三菱地所レジデンス株式会社・うめきた開発特定目的会社
施工 うめきた2期共同企業体(株式会社竹中工務店・株式会社大林組)

気になる分譲価格は?

『グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE』の「一般分譲」については、2024年2月上旬を予定していますが、今秋、先行して「会員分譲」が実施されています。ホームページ概要では、総戸数484戸(募集対象外住戸248戸)となっております。これは、会員分譲で、全体の約半数以上(248戸)が販売済みとなっていることを表しいています。驚愕の人気です。分譲済みの販売価格については、公表されておりませんが、一般分譲に向けた予定価格が、ほぼ全戸億ションであることより、会員分譲住戸も全て億ションだったのではないでしょうか。248戸もの億ションが、あっという間に完売!!住戸によっては、何十倍もの倍率になったという噂。凄過ぎます!ちなみに、一般分譲に向けた予定価格の一部は、次の通りです。

専有面積 階数・方位・間取 予定価格
45.61㎡ 7階・南中住戸・LDK 9,600万円(坪695万円)
52.36㎡ 7階・南中住戸・1LDK 11,600万円(坪732万円)
70.31㎡ 7階・西中住戸・2LDK 15,500万円(坪728万円)
80.83㎡ 7階・北東角住戸・2LDK 20,800万円(坪850万円)
68.93㎡ 21階・南中住戸・1LDK 16,100万円(坪772万円)
118.95㎡ 21階・南東角住戸・2LDK 28,200万円(坪783万円)
118.10㎡ 21階・北西角住戸・2LDK 36,100万円(坪1,010万円)
83.13㎡ 30階・西中住戸・1LDK 20,800万円(坪826万円)
111.93㎡ 30階・南東角住戸・2LDK 36,700万円(坪1,083万円)
158.75㎡ 42階・南東角住戸・2LDK 36,700万円(坪1,083万円)
179.66㎡ 44階・北東角住戸・2LDK 79,000万円(坪1,453万円)
305.46㎡ 42階・北東角住戸・2LDK 250,000万円(坪2,700万円)

予定価格の中で最も安価な住戸で、9,600万円(45㎡・坪695万円)。最も高額な住戸が、250,000万円(305.46㎡・坪2,700万円)となっています。高層階住戸の坪単価が、ものすごい数値となっていますので、平均坪単価については、恐らく1,000万円を超えているのではないでしょうか。最近東京では、「三田ガーテンヒルズ」や、「ワールドタワーレジデンス」といったマンションが、坪単価1,000万円を超えで話題になっていましたが、ついに、関西圏においても、坪1,000万円超マンションが登場したのでしょうか!?いずれにせよ、大阪市内のタワーマンションは、ますます「高嶺の花」となっていきそうです。

建築中写真(2023年11月撮影)

 

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