神戸海岸通ハーバーフラッツのリノベーション計画①計画・解体
皆様こんにちは!
TOANETの大畑です。
この度重大発表をさせていただきます。
弊社が運営するTOANETライブラリでは、昨年秋ごろよりHAT神戸の特集ページを作成したり、美術館や地域情報をコラムやブログで掲載したりと、何かとHAT神戸記事をUPしていたのですが、それらすべてはこの計画のために行っていたわけです。
ずばり、『神戸海岸通ハーバーフラッツ』大改修計画!
目次
計画開始
実は昨年8月に購入させていただいたお部屋だったのですが、約半年もの間、熟考を重ね設計計画を行っていました。
今回設計に協力いただきましたのは、大畑正彦建築設計事務所の代表建築家の大畑正彦先生です。
大手ハウスメーカー「積水ハウス」から神戸のアトリエ系設計事務所「畑友洋建築設計事務所」へ転職し、そして大手組織設計事務所「山下設計」を経て独立という異色の経歴をもつ建築家です。私の実弟でもございます。
今回はそのような建築家が、マンションのリノベーション工事を自らが思い描く通りに設計したらどうなるのか?というところから始まりました。ちなみに正彦先生は子供2人の4人家族であり、その想定で設計してもっています。ほぼ全権を委託して計画を進めています。
完成までは今しばらくかかりますが、完成いたしましたら見学会を開催する予定です。その折はぜひ皆様お立ち寄りください。
解体前から解体後の写真
解体前
一般的なつくりのお部屋でした。解体時はすべてなくなります。
解体後
部屋の真ん中にトイレだけ残しているのがなんともシュールです。
工事期間中このトイレは活躍するのでしょうか?
神戸海岸通ハーバーフラッツを改修工事する上での注意点
以下、正彦先生からご報告をいただいた内容です。
特に神戸海岸通ハーバーフラッツの改修工事をご検討の方はぜひご覧ください。
近隣住民の方へ了承
工事を開始する前に、近隣住民の方への報告と了承をいただかなければなりません。左右2件、上階3件、下階3件の計8件の了承が必要ですので、なかなか一度の訪問では終われません。
曜日や時間を変え計5回ほど訪問し、結果、6件/8件の了承を頂くことができましたので管理組合へ申請することが出来ました。
その後、管理組合から理事会への承認が必要となりますが、設計概要や工事工程を提出する必要があります。
したがって工事着手は余裕をもって取り組むことが重要であると感じました。
解体工事着手に際して
管理組合からの指定や制限がけっこうあります。
例えば工事車両は、指定の位置に1台のみの駐車となるため、搬出搬入等の際エレベータ附近まで車両を近づけることができず、指定駐車場から手運びする必要があり、労力を多大に要します。
また、改修中は工事車両から解体現場まで汚れなどが落ちないようにとの指示がありますので、シート等養生が必須です。さらにシートは毎日撤去しなければなりませんので、かなりの労力がかかります。
清掃の際は、既設の散水栓の利用は認められませんでした。よってタンクに水を入れて清掃作業を行うことになります。
これら養生を毎日取り換えるって大変な作業ですね。
今回はここまで
以上、神戸海岸通ハーバーフラッツの改修工事計画①計画・解体でした。
全貌はまだ発表することができず残念ではありますが、随時ご報告させていただきますので、ぜひご期待頂ければと思います。
最後に今回計画している平面図をご覧ください!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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