
ご存じな方も多いと思いますが、
2019年5月11日に関西3空港懇談会が大阪市内で開かれ、
神戸空港の規制が緩和されることが決まりました。
◇夜間運航の1時間延長( 7:00~22:00 → 7:00 ~ 23:00)
◇発着枠の拡大( 1日60回 → 80回 )
また、伊丹空港(大阪国際空港)、神戸空港は国際線就航が禁止されていますが、神戸空港は、2025年の大阪・関西万博までに国際線就航を検討することになりました。その一方で、伊丹空港(大阪国際空港)は、騒音問題解決後に検討と先送りの結果となりました。
2018年9月の台風の影響により、関西国際空港が閉鎖され、国際線は関西国際空港だけでいいのかという疑問が大きくなりました。
これまでも規制緩和の議論の場はありましたが、その内容は、実現性が乏しく形式的なものでした。
関西国際空港の閉鎖という事態において、神戸空港・伊丹空港(大阪国際空港)の役割の拡大が必要である認識が高まりました。
そもそも神戸空港が開港した時期は、関西国際空港の経営不振の時期と重なります。その影響を受け、発着枠も制限されていました。
その当時と比較するとインバウンド効果により、国際線をもつ関西国際空港が大きな拠点となりました。
関西から海外に渡航する際も関西国際空港しか利用できない側面もあります。
そういったことから国際線枠の見直しの議論が進み始めました。
神戸空港は、伊丹空港(大阪国際空港)と違い、騒音の影響が少ない海上空港で、本来は、24時間運用が可能です。
伊丹空港(大阪国際空港)は、住宅街にあり騒音問題ととなり合わせの状況です。
伊丹空港(大阪国際空港)に隣接する川西市は国際化には反対の意向です。
そういった経緯から神戸空港が国際化に最適ではないかと検討されています。
①公共交通アクセス
現在の公共交通ではポートアイランドアクセス利用客及び空港利用客により慢性的に混雑しています。
神戸空港の運用時間が1時間延長されることで、ビジネス利用客の増加も見込めることが予想されます。
国際化によるビジネス利用客の増加に伴い、空港へのアクセスが今後課題になることは必至です。
混雑が非常に多いのは通勤・通学時間が重なる午前7時半~午前9時です。
神戸市は、2020年度に道路拡幅やバスの利便性向上にむけて着手する予定です。
◆三宮都心部と空港をつなぐバスの大幅増便
◆ポートアイランド島内と市街地をつなぐ一部路線で無料化
◆専用レーンや優先信号などを備えるバス高速輸送システム(BRT)導入 等
現在の神戸新交通によるアクセスだけではなく、陸を利用したアクセスの大幅な見直しが検討されています。
②空港設備の強化
現在の神戸空港は国内線仕様の設備や、小規模なターミナルしか整っておらず、国際空港としての姿からは程遠いといわれています。
設備投資等に神戸側の協力は不可欠で、その実現にはまだ課題が山積しています。
そもそも関西新空港建設の際に神戸沖建設を神戸市が破談にしたため、神戸空港自体あまり必要とされておらず、国際線に向けた設備の脆弱性は明らかです。
今後神戸空港が大きな変貌を遂げるのを楽しみでもあり期待したいと思います。

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神戸市中央区