パークタワー大阪堂島浜|大阪市北区の新築マンションを調査
みなさま、こんにちは!
TOANET株式会社の大畑です。
今回は、マンション南側に堂島川を望む『パークタワー大阪堂島浜』を調査しました。2024年2月4日時点の調査です。今後変更される場合があります。
目次
コンセプト-Concept
『パークタワー大阪堂島浜』は、日本屈指の不動産カンパニー「三井不動産」の住宅部門を担う『三井不動産レジデンシャル』のマンション事業です。マンションブランドについては、「パークタワー」のほか、「パークマンション」「パークコート」「パークホームズ」「パークシティ」で、個性豊かなマンションシリーズを全国展開しています。関西圏においても、「パークタワー大阪中之島フロント」や「北浜ミッドタワー」などのタワーマンションを供給してきました。今回の『パークタワー大阪堂島浜』については、分譲マンションとホテルの複合開発であり、水都大阪を象徴する堂島川のリバーフロントに誕生します。複合するホテルについては、三井不動産ホテルマネジメント「三井ガーデンホテルズ」のプレミアシリーズが展開されます。大阪府内においては、中之島にある「三井ガーデンホテル大阪プレミア」に続く2施設目となります。マンション内におけるホテル施設については、25階~31階部分で、客室220室の他、レストラン、バー、フィットネスルーム、ゲストラウンジなどが設けられます。高さ161m、地上40階建て、総戸数513戸の大規模タワーレジデンス。2027年1月完成予定です。
アクセス-Access
『パークタワー大阪堂島浜』は、大阪市内を縦横無尽に躍動する16駅14路線が徒歩圏。JR「大阪」駅より徒歩10分、Osaka Metro四ツ橋線「西梅田」駅より徒歩6分、JR東西線「北新地」駅より徒歩6分、京阪中之島線「渡辺橋」駅より徒歩3分、阪神本設「大阪梅田」駅徒歩10分、Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅より徒歩11分などなど。大阪随一のアクセスといえるでしょう。
もちろん、主要ターミナルへもスムーズ。Osaka Metro四ツ橋線「西梅田」駅より「本町」駅へ乗車3分、「なんば」駅へ乗車7分。JR「大阪」駅より「新大阪」へ乗車4分、神戸「三ノ宮」駅へ乗車26分(新快速利用)、「京都」駅乗車29分(新快速)。飛行機へのアクセスについては、阪急宝塚線「大阪梅田」駅より「大阪空港」駅へ乗車28分(「蛍池」駅で大阪モノレール乗換)、Osaka Metro四ツ橋線「西梅田」駅より「関西国際空港」駅へ65分(「なんば」駅下車、南海「難波」駅乗換・特急サザン利用)の利便性。本当に便利です!
又、カーアクセスにも恵まれており、阪神高速1号環状線「堂島」入口へ1分(約230m)、阪神高速11号池田線「中之島」入口へ2分(約1100m)、阪神高速1号線「土佐堀」出口から2分(約1030m)、阪神高速11号池田線「出入橋」出口から1分(約900m)。高速道路の利用で、「新大阪駅」まで約8分(約5.03㎞)、「大阪国際空港」まで約14分(約13.09㎞)、「関西国際空港」まで約51分(約50.54㎞)の利便性を有しています。
ロケーション-Location
『パークタワー大阪堂島浜』は、西日本最大級ターミナル「大阪・梅田エリア」が徒歩圏。毎日の生活を支える利便施設も充実しています。マンションから徒歩2分には、「ドージマ地下センター入口」。縦横無尽に広がる地下街で、多くの商業施設数が集積しています。又、大規模商業施設としての百貨店、「阪神梅田本店」「大丸梅田店」「阪急うめだ本店」が日常使いです。
又、水都大阪の象徴「中之島エリア」も近傍です。中之島エリアには、「大阪市立東洋陶磁美術館」や「国立国際美術館」「大阪市立科学館」などの文化施設が集積。2022年2月には、「大阪中之島美術館」も誕生し、アートの街として注目を集めています。中之島東部エリアには、「大阪市役所」や、中之島の象徴ともいえる歴史的建造物「大阪市中央公会堂」も残されています。
デザイン-Design
■外観デザイン
『パークタワー大阪堂島浜』は、地上40階建て、161mの超高層タワーレジデンス。外観デザインについては、水の細い流れが連続してできる滝「カスケード」をモチーフにしています。タワーの中層部までは水平ラインを強調し、高層部については、縦ラインを強調。非対称のデザインを用いることで、外観デザインをより美しく印象付けるシルエットとしています。
■ランドスケープデザイン
敷地については「逆L型」の地型で、南側道路に面した部分に、分譲住宅とホテルが複合するタワー棟が建設されます。北側道路に接する部分については、低層の建物が建設されます。ホームページ概要覧に、パーキング棟(4階建)との記載があるので、駐車場棟だと思われます。また、南側道路を挟んだ飛び地もあり、そこには、マンション所有者だけが利用できる共用棟(アネックス棟)が建設されるようです。
■共用デザイン
敷地の南側道路に面する中央には、マンション内へと続く「エントランスアプローチ」が設けられます。大聞く張り出した庇が、重厚感の高さを演出しています。
アプローチから続く「グランドエントランス」については2層吹抜け。全体的に落ち着いた雰囲気で、南側のガラスウォールからは、水と緑で設えた「ウォーターガーデン」を望みます。
地上24階部分には、「インフィニティプール」や「アクアラウンジ」を設置。天空のオアシスを愉しむことができます。その他にも、ドライサウナを設えたリラクゼーションエリアや、外気浴を楽しめるチルアウトテラスが設置されるなど、シームレスな時間を満喫することができるでしょう。
その他にも、ソファでくつろぎ、ゆったりと読書を楽しめる「ライブラリーラウンジ」や、集中してソロワークができる「パブリックプレイス」など。充実の共用スペックといえるでしょう。
さらには、敷地南側道路を挟んだ飛び地に建てられるアネックス棟の2階部分には、オーナーだけが利用できるガラス張り空間「ブリーズキャビン」が設けられるようです。建物南側を流れる堂島川を眺めながら寛げる別邸といえるでしょう。
プラン-Plan
タワーマンションならではの「内廊下設計」。各住戸専用の「トランクルーム」も備えています。専有面積については、40.13㎡~200.85㎡。1LDK~3LDKのプランバリエーションとしています。
■住居専有面積60.06㎡(2LDK+WIC+TR)
北向き中住戸。全ての居室が開口に面しているので、通風彩光に優れています。
■住居専有面積74.81㎡(2LDK+WIC+TR)
北西向きの角住戸。リビングダイニングいっぱいに広がるダイレクトウインドウが魅力的です。全ての居室が開口に面しているので、通風彩光に優れています。
■住居専有面積81.93㎡(3LDK+WIC+SIC+TR)
南向きの中住戸。全ての居室が南面開口に面していますので、通風彩光に優れています。大型のシューズインクロゼットやウォークインクロゼットが魅力的です。
■住居専有面積127.73㎡(3LDK+2WIC+SIC+S+TR)
北東向きの角住戸。32~38階に位置する「EXECTIVE PLAN」。リビングダイニングいっぱいに広がるダイレクトウインドウが魅力的です。全ての居室が開口に面しているので、通風彩光に優れています。
■住居専有面積200.85㎡(3LDK+4WIC+SIC+S+TR)
北東向きの角住戸。39階に位置する「PREMIUM PLAN」。リビングダイニングいっぱいに広がるダイレクトウインドウが魅力的です。全ての居室が開口に面しているので、通風彩光に優れています。梅田の夜景を望むビューバスも備わっています。
建築概要
所在地 | 大阪市北区堂島二丁目4番1(地番) |
交通 | JR「大阪」駅徒歩10分 Osaka Metro四ツ橋線「西梅田」駅徒歩6分 Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩10分 JR東西線「北新地」駅徒歩6分 京阪電鉄中之島線「渡辺橋」徒歩3分 |
総戸数 | 513戸(一般販売対象357戸) |
竣工時期 | 2027年1月下旬(予定) |
引渡可能年月 | 2027年4月下旬(予定) |
敷地面積 | 5,282.86㎡ |
建築面積 | 3,027.83㎡ |
建築延床面積 | 74,519.98㎡ |
構造・規模 | タワー棟:鉄筋コンクリート造、鉄骨造地上40階、地下1階建て、パーキング棟:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造地上4階地下1階 |
地目 | 宅地 |
用途地域 | 商業地域 |
建築確認番号 | 第ERI-23008164号(2023年5月30日付) 第ERI-23043854号(2023年12月25日付) |
駐車場総台数 | 機械式210台、平面式7台(居住者用2台・来客用兼サービス用2台・サービス用3台) |
自転車置場総台数 | 1030台 |
バイク置場総台数 | 103台 |
分譲後の権利形態 | 敷地は共有、建物は区分所有権 |
管理形態 | 区分所有者全員により管理組合を結成し、管理会社へ委託予定 |
管理会社 | 三井不動産レジデンシャルサービス関西株式会社 |
売主 | 三井不動産レジデンシャルサービス株式会社 |
施工 | 清水建設株式会社 |
備考 | ※ANNEX 敷地面積:472.37㎡、建築面積:146.59㎡、延床面積:153.29㎡、構造・階数:鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造地上2階 |
気になる分譲価格は?
『パークタワー大阪堂島浜』の販売価格については、現状未定です。ホームページの概要では、本年5月下旬に分譲が開始されるようです。ただ、総戸数513戸に対し、一般販売対象戸数は357戸となっています。即ち、その差の156戸が、地権者又は優先顧客に対しての優先販売が行われることを意味しています。最近、話題性の高いタワー物件については、先行優先販売が主流となっているようで、「Brillia Tower堂島」では47戸、「グラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCE」においては、総戸数の約半分の248戸が一般販売対対象外となっていました。今回の『パークタワー大阪堂島浜』においても、総戸数の約30%が一般販売対象外となっていますので、富裕層からの引きの強さがうかがえます。気になる分譲価格ですが、最近の高額タワーの販売価格から考察してみます。
物件名(権利) | 販売坪単価 | 販売状況 |
---|---|---|
梅田ガーデンレジデンス(定借) | 坪650万円 | 詳細不明だが、住友不動産なので長期販売を前提としていると思われる。 |
Brillia Tower堂島(所有権) | 坪650万円 | 概ね完売。販売を一時中断しており、本年7月より販売再開。大幅な値上げが予想される。 |
シエリアタワー中之島(定借) | 坪420万円 | 昨年8月に第1期150が完売。販売を一時中断しており、本年4月から販売再開予定。大幅な値上げが予想されている。 |
ザ・パークハウス大阪梅田タワー(所有権) | 坪480万円 | 本年1月に第1期83戸が完売。第2期以降は、値上げの可能性あり。 |
グラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCE(所有権) | 坪1,000万超 | 総戸数484戸の約半数を昨年秋に優先分譲済。本年2月より第1期販売146戸を供給。総戸数の約80%が分譲済予定。 |
上記の通り、詳細不明の「梅田ガーデンレジデンス」以外は、全て絶好調な販売状況となっている。特に「グラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCE」については、関西エリアで最も高額な坪1,000万円を超える価格であるにもかかわらず、販売開始から半年足らずで、全体の約80%が分譲済みとなる様相を呈しています。今回調査しました『パークタワー大阪堂島浜』の販売価格については、やはり至近の「Brillia Tower堂島」(坪650万円)がベンチマークとなるでしょう。ただ、「Brillia Tower堂島」については、販売当初から人気で、概ね完売済。現在は、販売を一時中断しており、未供給住戸の大幅値上げが予想されることから、『パークタワー大阪堂島浜』においても、坪700万円を超えることは間違いないでしょう。いや、それ以上かもしれません。いずれにせよ、最近の販売価格は、販売期を重ねるごとに値上げしていくことが主流となっていますので、検討される方は、第1期販売に注力されることをお奨めします。ただ、坪700万円というのは、70㎡で約15,000万円。検討できる方が羨ましい限りです!
住所/神戸市中央区中山手通3丁目10-6
営業時間/10:00~18:30
定休日/第2、第3火曜日 毎週水曜日
TEL/078-232-3339 FAX/078-330-0033
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